PROFILE

HOME | PROFILE

豊田勇造
とよだゆうぞう TOYODA YUZO

 
豊田勇造(とよだゆうぞう)は、関西フォークの創成期から一貫してメッセージソングを歌い続けるシンガーソングライター。関西弁のイントネーションを生かした歌作りと、高度なギターテクニックによって独自のスタイルを確立。コンサートの数は年間100回を数え、日本全国をコンサートツアーで回る。勇造が歌うのは、時代を見据えた切り口の鋭い歌、温かい眼差しで人や世界を捉えたやわらかな歌、しなやかで力強い言葉の歌たちである。

アルバムは現在18枚を発表。最新作はCD『夢を見て旅に住む』。

 
2009年6月6日には60歳を記念して「勇造60歳60曲6時間フリーコンサート」を京都の円山公園音楽堂で敢行。2000人のファンが全国から集まった。そのコンサートの2枚組ライブアルバム「円山音楽堂ライブ!」を10月に発表。
 
2010年6月フジロック2010に豊田勇造&YUZOBANDで出演。7月、DVD「円山音楽堂ライブ!」を発表。
 
2011年9月には岩手県大槌町、釜石市、陸前高田市、福島県郡山市で震災被災支援フリーコンサートを行う。震災被災支援ライブを2020年まで10年間続ける。

2012年6月タイ中部洪水被害を受けたバンコクの森スタジオ支援のアルバム「この海の向こうに ライブイン帯広」を発表。
歌手生活だいたい40周年として6月30日7月1日の2日間ゆかりの深いライブハウス、京都・拾得で記念コンサートを開催、初めてのソングブック「歌いながら夜を往け」を出版。

2013年6月、40周年記念コンサートと40年前の象徴的な音源を収録した「蜂鳥よブンブン飛べ 40周年記念」(2枚組CD)を発表。

2014年9月タイから10年ぶりにカラワンのスラチャイとモンコンを招き、東京・神奈川・山梨・京都・神戸・高槻の各地でコンサートを行う。
 
2016年11月韓国・釜山でライブ。

2018年6月、津波被害の前年の陸前高田ジョニーでのライブを収録したDVD『再会~豊田勇造ライブイン陸前高田2010』を発表。

2019年7月6日に京都円山公園音楽堂で「70歳記念70曲フリーコンサート」を行う。CD『夢を見て旅に住む』を発表。

2020年~22年コロナ下で、出来る時に、できる場所で歌うというスタイルで活動を続けている。コロナ下での状況を歌った「レター・トゥー・ミー」、「JUSTICE for MYANMAR」、ペシャワール会・中村哲さんのことを歌った「マルワリード水路を造った人」など新曲の制作に取り組む。

YouTubeにてライブの無料配信を企画。(YouTubeで「夢を見て旅に住む 豊田勇造ライブ」「スイートホームKYOTO 豊田勇造ライブ」を検索ください)

2022年7月1・2・3日には歌手生活だいたい50周年記念ライブを京都・拾得で開催。
 

 

1949年京都生まれ。兄の影響で小学5年生の頃からギターを手にし、高校2年生で「ヒロシマ」を自作しフォークコンテストに入賞。69年同志社大学に入学後、「ベトナムに平和を!市民連合」などの平和運動に関わる傍ら、本格的に音楽活動を始める。1974年『豊田勇造・長野隆ライブ』でレコードデビュー。
 
以来、日本各地で演奏するだけでなく、71年復帰前の沖縄を振り出しにアメリカ、メキシコ、インド、パキスタンなどを旅し、さまざまな出会いを重ねるうちに独特の音楽世界を造り上げる。
 
1984年来日中のタイのバンド、カラワンと出会い、以来、タイを中心としたアジアも活動の場とする。タイのカラワン、キタンチャリーバンドなど日本に度々招へいしジョイントライブツアーを行う。
 
1997年に「豊田勇造&YUZOBAN」を結成、関西を中心にバンド活動を始める。